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自分でできるSEO対策

1.SEOとは

最近はこのSEO(エス・イー・オー)という言葉もかなり身近な言葉になってきました。
以前は「セオ」?、などと読まれる方も多く、まだまだ聞きなれない言葉でしたが、最近ではいろいろな雑誌や書籍なども販売されていて、いろいろなところで目にする機会も増えたのではないでしょうか?
今回はこの「SEO」ということに関して、多くの人が勘違いしていることを含め、その概要を説明させていただきます。

実はSEO対策を施す前にすることは多くあります。
サイトを運営する目的やキーワードの選定、成約率を高めるためのサイトの最適化などがそれにあたります。

しかし今回はそのような項目についてはあえて説明をいたしません。
あくまでどのような方法でSEO対策を施し、自サイトを検索結果の上位に表示させるのか、そのことに焦点を絞って説明をしていきます。

 

(1)SEO対策とは相対的
SEOとは、【Search Engine Optimization】の略で、日本語では検索エンジン最適化と訳されています。
これは簡単に言いますと、グーグルやヤフーなどの検索サイトで検索をした時に、自サイトを上位に表示させることを言います。

実はまずここで多くの方が勘違いをしています。

自サイトを検索結果の上位に表示させる。

これは半分正解なのですが、ひとつ大切なことを忘れています。
それは自サイトをライバルサイトより上位に表示させるという、ライバルサイトの存在を意識していないところです。

一見なんでもないようなことですが、これは非常に重要なことです。
それはSEO対策というのは常に相対的なものだからです。

つまり、ライバルサイトのSEO対策度が強力であればあるほど、自サイトを上位に表示させるのは難しくなります。
逆にライバルサイトがあまりSEO対策を施していないのであれば、自サイトを上位に表示させるのはそれほど難しくはありません。

つまり自サイトを上位表示させるにあたり、ライバルサイトのSEO対策度を調べ、そのライバルサイトより上のSEO対策をする、ということが重要になるのです。

 

(2)ライバルサイトの調査
SEO対策をする際に、ライバルサイトの調査をすることは重要です。
ライバルサイトの調査に関しては、大きく次の2つの意味があります。

 

■参入キーワードの決定
どのキーワードでSEO対策をするのかは、いろいろな要素を考えながら決めていく必要があります。
一番重要なのは、どういったキーワードで検索してくる人が、自社のお客様になるのかを見極めることです。そのことについてはまた機会を改めてご説明いたします。

もう一つの重要な要素は、そのキーワードにおけるライバルサイトのSEO対策度です。
今はSEO対策をするには、手間もお金もかかります。
自社でSEO対策にかけられる資源を考え、その資源内でどのキーワードならライバルサイトに打ち勝つことができるのかを考えなければいけません。

 

■順位変動の調査
実際にSEO対策をしていき、順位が上がったとしても、その後さまざまな要因により順位というものは変動します。
大きな理由としては、検索エンジンの評価方法の変更(アルゴリズムの変動)があります。
そしてもう一つの大きな理由が、あなたのサイトの順位が下がったのではなく、ライバルサイトの順位が上がった、という理由です。

多くの方は自社の順位が下がると慌ててしまいますが、まずはどういった理由で順位が下がったのかを調査する必要があります。
アルゴリズムの変動で下がったのであれば、サイト自体を新たなアルゴリズムに最適化する必要があります。
またライバルサイトの順位が上がったのであれば、こちらはさらなるSEO対策をする必要がでてくるのです。

単純に自サイトを上位表示させる、ということだけにとらわれていると、次にどういった対策を施すべきかを見誤ってしまいます。

そうではなく、SEOというのは相対的であるということを常に意識するだけで、あなたのSEO対策をより効果のあるものにすることができるのです。

 

(3)SEO対策をより効果的にするために
SEO対策には正解はありません。
グーグルもヤフーも、どうしたら順位が上がるのか、実際のところは公開していません。
基本的なガイドラインは示していますが、本質の部分はブラックボックスとなっていて、誰もわからないのです。

そのためSEO対策をしている会社は、ある意味すべて予想で動いています。
実際私の会社でもそうですが、数百サイトを自社で運営し、それぞれにいろいろな手法でSEO対策を施しています。

アルゴリズムの変動などがあった場合、どういったサイトの順位が上がり、また下がったかがわかります。
そこで今回の変動はこういった部分の評価方法が変わった可能性が強いな、ということを予想しながらあらたなSEO対策を施しているのです。

しかしどのようなアルゴリズムの変動があったとしても、基本的に評価が変わらない部分というものもあります。
後ほど説明いたしますが、それは良質なコンテンツを発信しているか、ということです。

そのためSEO対策を施す前に、自社のサイトが有益な情報を発信しているかどうかを見直すことも重要なことです。

 

(4)内部要因と外部要因
では具体的にSEO対策を施すにあたりどうすればよいのでしょうか?

大きくSEO対策には、「内部要因」「外部要因」とがあります。
内部要因とは、そのサイトがどういったサイトかを伝えるための基本的なサイト構成に当たる部分。
そして外部要因とは、他のサイトから自サイトがどのような評価を受けているのかということです。

SEO対策を施すとは、具体的にはこの内部要因と外部要因の2つを最適化することになります。

それでは実際にどうすればよいのかを具体的に説明していきます。

 

2.内部要因

内部要因とはそのサイトがどういったサイトかを伝えるための基本的なサイト構成に当たる部分と説明しました。

このことを簡単に説明いたします。

ここにAとBと2つのサイトがあります。

Aのサイトは車の写真のみが掲載されています。
Bのサイトは「車のサイトです」という文章が載っています。

人の目で見ると、AのサイトもBのサイトも車のサイトだということがわかりますが、検索エンジンの場合は違います。

Bのサイトはテキストで「車のサイトです」と書かれているので、これは車に関するサイトだということがわかるのですが、写真のみのAのサイトでは何のサイトかわからないのです。

このように自サイトが何のサイトについて書いてあるのか検索エンジンに伝えるためには、画像やイラストなどを使うのではなく、きちんとテキスト(文章)で書く必要があります。

内部要因を最適化させるには、このように狙ったキーワードをきちんとテキストを使ってサイトに書き込んでいく、という作業が必要になるのです。

 

(1)タイトルタグ
内部要因の中で何が一番重要かと聞かれれば、私は即座に「タイトルタグ」と答えます。
それほどまでにタイトルタグは重要です。

タイトルタグとはその名の通り、サイトのタイトル名のことです。
具体的には、htmlソースの中の、<title>○○</title>の間に入れる言葉になります。

検索エンジンが何についてのサイトかを判断するときに、まずはタイトルタグを見ます。タイトルタグに「車の情報サイト」と書いてあれば、このサイトは車に関するサイトだと判断するわけです。

ですからタイトルタグには必ず狙っているキーワードを入れておく必要があります。
「中古車 販売」というキーワードで上位を狙っているのであれば、タイトルタグは
「中古車の販売サイト ○○モータース」というような感じになります。
間違ってもタイトルタグを「○○モータースのサイト」などとしないようにしてください。

 

(2)メタ要素
メタ要素というのは聞きなれない言葉かもしれません。

このメタ要素というのは、ホームページのソース内の<head>~</head>内に含まれる、metaタグで記載されるもののことです。

メタ要素の中にはメタディスクリプションとメタキーワードの2つの要素があります。

 

■メタディスクリプション
具体的には、
<meta name=”description” content=”○○○○○○○○”>
と書かれている部分です。
メタディスクリプションにはそのページの説明文を記入します。
サイトの説明文というよりは、ページの説明文になります。
ですからこのメタディスクリプションというのは全てのページで違った文章を書く必要があります。

 

■メタキーワード
具体的には
<meta name=”keywords” content=”○○○,○○,○○”>
と書かれている部分です。
content=” “の中にそのページのキーワードを入れていきます。
こちらもやみくもに多くのキーワードを入れ込むのではなく、本当にそのページに関連するキーワードのみを入れておくことがよいでしょう。
もちろんこのメタキーワードもページごとに違ったものを入れていくのが原則になります。

 

ここで一つ注意点をご説明します。
今全てページごとにキーワードを変える、と説明しました。
このことはサイトを製作する上で、非常に重要なことになります。

サイトを製作する上でページ単位で専門化することはSEO上非常に重要です。
例えばグーグルなどで何かを検索した場合、その検索結果にはサイトのトップページが出てくるだけではありません。
検索されるキーワードによっては、サイトの個別ページが検索結果に表示されます。
すなわち個別ページごとにいろいろなキーワードを意識して作りこむことで、さまざまな複合キーワードでの検索結果に上位表示されることにつながってくるのです。

 

(3)キーワード出現率
キーワード出現率とは、サイト中にその言葉がどのぐらいの割合で使われているかという%です。
インターネットが普及し始めたころは、とにかくこのキーワードが多い方が有利という時期もありました。そのため小さな文字でひたすらキーワードを繰り返す、という手法をとっているサイトも多くありました。
もちろん今そのようなことをすればすぐにスパム行為(違反行為)として検索結果からはじき出されてしまいます。

ではどの程度キーワードが含まれているのがいいのでしょうか?
こちらもいろいろな意見があるのですが、正解というのはありません。
よく5%~10%程度がいいと言われていますが、おおむねその程度であれば問題はないと思います。
このキーワード出現率は、住太陽氏の「SEO 検索エンジン最適化」に設置されている無料ツールで調べることができます。

 

(4)サイトの文法
サイトの文法というと難しく感じますが、サイトを作る時の簡単なルールと考えてください。

本の目次に、大見出し、中見出し、小見出しなどがあるように、サイトにもこれらに当てはまるタグがあります。
それがh1 h2 h3などのタグです。
これらのタグで囲まれた言葉も、検索エンジンは重要視します。できるだけ関連するキーワードなどを盛り込むように意識してください。

またキーワードというのはできるだけサイトの最初の方に多く出てくるのが望ましいです。
検索エンジンというのは、サイトの内容を読み込むときにソースの上から順番に読んでいきます。
そのため、最初の方に繰り返し特定のキーワードが出てくると、このサイトはそのキーワードに関して書かれているのだなと認識するからです。

 

3.外部要因

SEO対策を施すためのもう一つの要因、外部要因について説明をします。
この外部要因こそ、SEO対策を施す上で一番の重要なポイントになります。

内部要因と外部要因の重要度は5:5の比率ではありません。
私の感覚で言いますと、内部要因が2割、外部要因が8割程度の重要度を占めるのではないかと思います。

それは内部要因に関しては、自分自身ですぐにでも変更することが可能です。
つまりやろうと思えば、誰でも簡単にできることです。

しかし外部要因に関してはそうはいきません。
外部要因とは、他のサイトから自サイトがどのような評価を受けているのかということでした。
すなわち、自分自身のみでは対策がしにくいことなのです。
そのため、検索エンジンもよりこの外部要因に重要度を置いているのです。

 

(1)すべては被リンク
外部要因とは、簡単に言ってしまいますと、他のサイトから自分のサイトがどれだけリンクされているか、ということです。

ある分野について、非常に役立つ情報が載っているサイトがあったとします。
そんなサイトを見つけると、皆さんも、このサイトは役立つ情報が載っているよ、などと人に教えたくなりますよね。
それがリンクをされているという意味になります。

これはいわゆる人気投票の考え方で、いろいろなサイトからたくさんリンクを受けているサイトは、優秀なサイトだろう、という考え方に基づいています。

ですから外部要因を考える時は、まずは多くのサイトからリンクを受けることが重要だと思ってください。

 

(2)アンカーテキストの重要性
アンカーテキストとは、リンクを貼られるときの記述、
<a href=”http://サイトのURL”>キーワード</a>
に対して、キーワードに当たる文字のことをいいます。

このアンカーテキストというのは非常に重要で、ここにSEO対策で上位に表示したいキーワードをいれます。

ここで一つ質問をします。
ヤフーやグーグルで「出口」と検索すると、どのサイトが一番に来ると思いますか?

答えは「ヤフー」のサイトが一番に表示されます。

ヤフーのトップページには「出口」などという言葉は一切出てきません。
なのになぜ出口と検索するとトップに表示されるのでしょうか?

その答えがアンカーテキストにあります。

アダルトサイトなどのトップページでは、「あなたは18歳以上ですか?」という質問に対して、「入り口」「出口」などの選択肢を設けています。
この「出口」のリンク先が、多くのアダルトサイトではヤフーのトップページにリンクされています。そのため、ヤフーのトップページが出口で上位表示されてしまうのです。

このように他のサイトからどのようなキーワードでリンクされているかということが、SEO対策をする上で重要な意味を持ちます。

そのため必ず上位表示させたいキーワードでリンクをもらうことが大切です。

 

(3)どんなサイトからリンクをもらうのか?
外部要因の最初に、できるだけ多くのサイトからリンクをもらうことが重要です、とお伝えしました。
このことはもちろん重要なのですが、もう一つ重要な要素があります。
それは、どんなサイトからリンクをもらうのか、ということです。

例えばあなたが歯医者さんの評判を調べたいと思います。
近所の小学生から、あの歯医者さんはよかったよ、と聞くのと、信頼できる友人から良かったと評判を聞くのとでは、その価値は違ってくると思います。
さらに、権威のあるお医者さんから、あの歯医者なら技術的にもお勧めします。安心してください。などと言われたらどうでしょうか?さらに信頼度は増すのではないでしょうか?

このことはSEO対策にもそのまま当てはまります。
リンクをもらうサイトがどのようなサイトかによって、その価値が違うのです。

昨日開設したばかりの個人ブログからリンクをもらうのと、大学のサイトからリンクをもらうのとでは、同じ一つのリンクでもその価値が大きく違ってきます。

このようにリンク効果が高いと思われるサイトから、いかにリンクをもらうのかを考えるのも、外部要因対策の一つです。

 

(4)リンク効果の高いサイトとは?
それでは一般にどのようなサイトからリンクをもらうのが効果が高いのでしょうか?
一般的には次のようなサイトからのリンクが効果が高いと言われています。

 

■ヤフー、クロスリスティングへの登録
いわゆるヤフーカテゴリなど、ディレクトリサイトへの登録です。こちらは基本的に有料になります。

 

■関連ジャンルのサイト
車のサイトを運営しているのに、花のサイトからリンクをもらうのと、同じ車関連のサイトからリンクをもらうのでは効果が違います。できるだけ同じジャンルのサイトからリンクをもらいましょう。

 

■古くから運営しているサイト
昨日立ち上がったばかりのサイトより、10年前から運営しているサイトからリンクをもらった方がより効果があがります。

 

■学校や自治体など、公共性の高いサイト
公共性の高いサイトからリンクをもらうことは、非常に難しいことです。その分、もしあなたのサイトがこのようなサイトからリンクをもらうことができれば、非常にリンク効果が高くなります。
今はこのような公共サイトでも、広告を募集していることがあります。

 

■上位表示されているサイト
すでにヤフーやグーグルの検索結果で上位表示されているサイトというのは、検索エンジンから高い評価を受けている証拠です。このようなサイトからリンクをもらうことも有効です。

 

(5)どうやってリンクをもらうか?
ではそのようなサイトから、いったいどうやってリンクをもらえばいいのでしょうか?

リンクを獲得する手段としては、大きく2つあります。

それが相互リンクと有料リンクです。

 

■相互リンク
相互リンクとは、自分のサイトからリンクを貼るので、あなたのサイトからもリンクを貼ってください、と双方でリンクを貼り合うことです。
これで先ほどあげたようなリンク効果の高いサイトと相互リンクをすることで、よりリンク効果が高まっていきます。
基本的にお金はかかりませんが、手間がかかります。

 

■有料リンク
あるサイトから、お金を払ってリンクを貼ってもらうことです。
最近ではいろいろなサイトがこの有料リンクを販売しています。先ほども少し書いたように、近頃は自治体なども広告枠を販売しているサイトがあります。
通常毎月数千円程度のお金がかかります。
※Googleは検索順位に影響を与える有料リンクを禁止しています。詳しくお知りになりたい方はお問い合せくださいませ。

 

どちらの方法も長所・短所がありますので、自サイトの状況などを見ながら選択していくことになります。

 

4.総論

ざっとSEO対策に関して、大まかな部分を説明してきました。
他にも細かいことはいろいろとありますが、以上の内容を読んだだけでも、SEO対策に関する理解は深まったことと思います。

外部要因の章で説明しましたが、SEO対策の肝の部分は、いかに自サイトにリンクをもらうかということになります。

そのためには、ひとつどうしても避けては通れないことがあります。

それはあなたのサイトがどのような情報を発信しているかです。
つまりしっかりとした、有意義な情報を発信しているサイトであればあるほど、自然とリンクは集まりやすくなるということです。

これは相互リンクを依頼したときでも顕著に表れます。優秀なサイトほど、相互リンクの成功率が上がりやすくなるからです。

逆に中身のないサイトであればある程、SEO対策をするのは難しくなります。

グーグルにしろヤフーにしろ、その使命はいかに役立つサイトを検索結果の上位に持ってくるのか、ということです。

検索者の意図しないサイトが上位に表示されることは、その検索エンジンにとっては致命傷にもなりかねないからです。

SEO対策をする前に、自サイトは本当に訪問者にとって役立つサイトになっているのかを、ぜひ確認していただきたいと思います。

単にSEOのテクニックに凝るのではなく、日々自サイトの内容を充実させていくことを忘れないようにしてください。

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